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今月の歳時記/5月

2009年5月 8日

写真:今月の歳時記/5月

最近、急に暑くなってきました。5月に入った頃から海が恋しくなります。
泳ぐには少し早いですが、海が呼んでいます。

みなさんは、穴ジャコってご存知ですか?
寿司ネタで俗に「ガレージ」と呼ばれるスマートなシャコではなくて、倉敷の穴ジャコはややひょうきんな形をしています。頭でっかちで普通のシャコと違い干潟に穴を掘って住んでいます。(穴ジャコは、シャコとは別の生物で、ヤドカリの仲間です)

5月になると、高梁川より西の海岸の干潟に穴ジャコ獲りの家族連れやグループが大勢やって来ます。
玉島乙島地区で、乙島(おとしま)ジャコとも呼ばれ名物になっています。

まず、穴ジャコ獲りに挑戦してみましょう。
干潟に開いた直径3~4センチの穴を見つけます。
最初は習字の大筆を差し込み、奥に潜む穴ジャコが追い出そうとはい上がってきたところを捕まえます。
一匹捕まえると、次はそれをおとりに潜り込ませます。その穴のあるじが突然の侵入者を追い払おうと、爪を構えてはい出してきたところをタイミングよく押さえ慎重に引き上げると、ピチピチと尾を振る穴ジャコが姿を現します。
必ず穴ジャコ獲りの名人と呼ばれるおじさんがいますから、獲り方を聞いてみるのもよいでしょう。

写真:今月の歳時記/5月

写真:今月の歳時記/5月

さて、この穴ジャコですが、食べ方は豪快です。
殻のまま唐揚げにして、頭からバリバリといただくと、まさに「自然をそのままいただいている」ような、滋味と野趣を味わえます。
シャコの身は淡泊で、ほとんどクセがありませんが、頭ごと唐揚げにするので、ワタからほのかに磯の香りを味わうことができ、乾いた喉にビールがすすみます。

蒸した普通のシャコは殻が硬く、両サイドをはさみでバシバシ切って尾の身を取り出して食べますが、穴ジャコは唐揚げにして殻ごと頂くのが嬉しいです。

穴ジャコ漁が始まると、まもなく瀬戸内海では、「魚が群れをなして、島のように盛り上がって見える」と、いう魚島(うおじま)の季節を迎えます。
食通にはたまらない季節に入ってきます。
ぜひ倉敷で瀬戸内の新鮮な魚介類をご堪能ください。

穴ジャコ料理が食べられるお店
郷土料理 浜吉
民芸茶屋 新粋
お食事処 鶴形