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今月の歳時記/12月

2009年12月 1日

写真:今月の歳時記/12月

「瀬戸内海の冬の名物・たいらぎの貝柱」
コリッ・プリッの食感がやみつきに

●たいらぎって
「たいらぎ」とは、内湾の砂泥底に生息する大型の二枚貝の一種です。
「瀬戸内海の冬の名物と言えば、たいらぎの貝柱!」と言っても過言ではない一品です。倉敷で柱と言えばホタテ貝ではなく、たいらぎが一般的です。 
ホタテ貝柱とは違い、コリコリした食感! 口に広がる貝柱の旨味! 一度食べるとヤミツキになると言われている程です。
正式名称は「たいらぎ」ですが、殻の付いた海にいるものを「たいらぎ」と呼び、殻を剥き貝柱の状態にしたものを「平貝(たいらがい)」と呼ぶと言う説もあります。語源については、地域によっても色々ですが、平たい形から来ているのではないかと思われます。
形は三角定規のような尖った形をしていて、大きい物では20センチから30センチ。水深10〜20メートルの海底の砂に、三角定規の尖った方を突き立てたような状態で生息しています。
漁師さんは潜水服を着て海の中にもぐってたいらぎを探しながら漁をします。
この様子から瀬戸内では「立ち貝(たちがい)」とも呼ばれるようです。
房総半島以南の湾や内海に生息していますが、倉敷の下津井辺りで獲れるものは良質だという事で、東京の料亭などでも有名です。

たいらぎ貝

健康にも良い。
たいらぎは、高たんぱく・低脂肪の典型的な食材です。ホタテとほぼ同じような栄養素ですが、たんぱく質の多さは貝類の中ではトップです。
ホタテはグリコーゲンが多く、この旨みが特徴ですが、たいらぎはたんぱく質に含まれる、アラニン・グルタミン酸・グリシンなどのアミノ酸の濃厚な甘みが最大の特徴です。
コレステロールが少なく、血圧や血糖値をコントロールするタウリンを多く含んでいます。
お酒を飲む機会が多い冬には持ってこいの食材なのです。

●美味しく食べるには
倉敷の鮮魚店やスーパーでは、12月に入ると大きな貝柱が売られています。
「お土産に」と思われている方は、簡単に手に入りますよ。
見分け方は、身に光沢があり、透明感のある飴色のものが新鮮です。ホタテ貝の柱よりも身質が固いので身のだれ方を見るよりも色がポイント。色白のものや弾力の失われたものは要注意です。

1、なんと言っても生食です。
刺身、寿司で食べるのが王道です。
コリコリ・プリプリした食感と甘みの両方を兼ね備えた貝です。
ちなみに、寿司屋で柱(ハシラ)と言えば、たいらぎの貝柱を指します。ホタテではありません。
たいらぎ寿司

2、炙り(あぶり)
軽く表面を炙ってワサビ醤油でいただきます。生の甘さと旨み、そして磯の香ばしい香りの3つを一度に堪能できます。筆者のお勧めです。
炙りたいらぎ

3、醤油バター焼き
バターで焼いて醤油でいただきます。火を通すと歯ごたえと旨みが増します。

4、木の芽和え
一口サイズに切った貝柱にみじん切りにした大葉を和えておつまみに!
春は木の芽をすりつぶしてみりんで伸ばし、貝柱とあえると春のかおりが味わえます。
日本酒や焼酎がぴったりです。

ちょっと手を加えてワンタンの皮に包んで揚げワンタン。こちらは揚げたてサクサクがビールに合いますよ!
他には、外套膜(ヒモ)も焼き物や、刺身、酢の物などで食しても美味しいです。