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今月の歳時記/2月

2011年2月 1日

写真:今月の歳時記/2月

「節分と桃太郎」邪気を払い、一年を健やかに

「新しい年が始まったかな〜」
と思っていたら、もう2月です。
小学校の時、3学期の始業式には校長先生が必ず、

「1月は『いぬる(帰る)』、2月は『逃げる』、3月は『去る』と言います」
という挨拶をしたのを思い出します。

つまり「正月が来たかと思うと、あっという間に春が来るんだよ」という意味です。

【節分】
2月になると、3日が「節分」です。
節分とは“節変わり”のことで、立春・立夏・立秋・立冬の前夜をいいます。室町時代の頃より寒い冬から暖かい春になる立春の前日が重要視され、節分と言われ現在に至っているようです。

立春の前の日にあたる節分を大晦日と考えて、前の年の邪気を払う「節分そば」を食べる習慣があるところもあるそうです。
女性が好きな「易」占いなども、節分を境に新しい年になると言われています。

さて、節分と言えば皆さんは何を思い浮かべますか?
子どもの頃、誰もが「鬼は外!福は内!」と言いながら豆まきをした記憶はあるでしょう。
最近では、恵方を向いて長い太巻きの「恵方巻」を丸かじりする人も増えているようですが、これはお寿司業界が「お寿司を食べてもらおう」と創作したイベントだそうです。

節分イワシ
「節分イワシ」「厄除けイワシ」という風習があるのをご存知ですか?
西日本地域では、節分にイワシを食べる習慣があります。
立春の前日とは言え、まだまだ寒い日が続きます。

「寒い冬から暖かい春になる前に、栄養たっぷりのイワシを食べて、健やかに暮らしましょう」
と言う先人の教えなのでしょう。豆まきの豆を年の数だけ食べるのも、しっかりタンパク質を取るためのことでしょう。

そして、このイワシの頭を玄関にさす習慣があるのです。
これは、邪気を払うためのもので、ヒイラギの枝にイワシの頭をさして門口にかざします。


イワシ

これは、ヒイラギの葉の針で鬼の眼を刺し、イワシを焼いた時の激しい煙と臭いで邪気を追い払う意味があります。

“イワシの頭も信心から”
(意味:イワシの頭のようなつまらないものでも信仰の対象にしている人には、尊い神仏と同じように霊験あらたかに思われるということ)

ということわざもこの風習からきているそうです。
イワシ臭くなった家には鬼も寄りつかなくなり、また悪い霊が迷いこむのを防ぐということです。

「鬼は外!福は内!」と同じ意味があるのです。

季節の節目を大切にし、健康と家内安全を願った、人々の知恵とも言えるでしょう。
大切にしたいですね。

イワシ料理】
瀬戸内でもイワシはたくさん獲れます。
倉敷でも、イワシ料理を食べさせてくれる料理屋さんはたくさんあります。
イワシは、新鮮なものは生でも美味しく、刺身やたたき、マリネ等がおすすめです。薬味のショウガは、臭みや脂っぽさを抑えてくれます。
塩焼きはもちろん蒲焼や生姜煮、天ぷら、つみれ、お寿司、梅干煮や南蛮漬けなど、食べ方もいろいろです。
また、和風だけでなく洋風にも非常に良くあう魚です。香草焼きやマリネはイタリアでは馴染みの人気のメニューです。
タウリンやDHA、カルシウム、鉄分などの重要な栄養を豊富に含んでおり、いろんな病気の予防などにも大変効果的と言われていますよ。

しかし、節分にはしっかり焼いて、鬼が来ないように邪気を追い払いましょう。

イワシ

鬼と桃太郎
節分に付き物の「鬼」は、昔から「悪」の代名詞のように言われています。
岡山では昔から桃太郎伝説のルーツとも言える、吉備津彦命(きびつひこのみこと)の鬼退治にまつわる説話が語り伝えられています。それが「温羅(うら)伝説」と言われるものです。

詳しくはこちら…

物語にまつわる名勝や旧蹟もたくさん残っています。

さて、皆さんもご存知のように、桃太郎のお話は、猿、キジ、犬を連れた桃太郎が、鬼退治に行く物語です。
なぜ、お供が猿、キジ、犬だったかご存知ですか?
ある面白い説をご紹介します。

十二支が書かれた「方位表・時刻表」の北東(1、2時)が、「丑寅(うし、とら)の方角です。よく「鬼門」と呼ばれる方角で、鬼のことを指します。
鬼は牛のようなつのを持ち、寅柄のパンツをはいているでしょう。丑寅は鬼の象徴です。
ちょうどその反対方向が西南(8、9、10時)に「申酉戌(さる、とり、いぬ)」がいます。つまり、鬼を退治するのは、真反対にいる、猿、キジ、犬だったという事です。

豆まきをした後に、鬼のお話として語ってみてはいかがでしょうか?