【生きた重要文化財】倉敷発展の礎を築いた大原家が代々住み継いできた旧大原家住宅。1795（寛政 7）年着工の建物のうち10棟が国指定重要文化財です。2,200㎡に及ぶ広い邸内では、美しい庭を眺めながら抹茶で一服、当主であった大原總一郎の愛読書を配架したブックカフェでは珈琲と読書のひとときをお過ごしいただけます。【人と地域を愛した家】大原家は天領倉敷で綿花の仲買、米問屋などを営む県下有数の豪商、大地主です。明治以降は、倉敷紡績（クラボウ）、倉敷絹織（クラレ）を設立、銀行、新聞社、電力会社なども経営する近代資本家へと転身。同時に多くの人の幸せを願い、大原美術館、倉敷中央病院はじめ多くの社会事業にも尽力しました。そういった大原家の思想・精神を育んだ暮らしを体感いただけます。